1月の最終日のこと、
榮芝お師匠さまの
NHK文化センターお稽古場に
寄せて頂きました🙇♀️
お写真は
おんがく交差点にご出演の時のものを
ネットからお借りしました🙏
こちらのお教室で端唄をお勉強されている
お客様から
発表会で胡弓を合奏してくれませんか?
とのご依頼で、お稽古にと、
榮芝先生とお目通りが叶いました💞
御歳90歳を越え、
毎朝髪をご自身で結い上げ、
どこにお出かけになるのもおひとりで、
楽器もご自身でお持ちになり、
お針仕事もお好きとのおうわさを、
かねてより伺っておりました🙇♀️
お稽古場に上がりますと、
初めてお目に掛かる優美子のために、
本條お家元のお三味線伴奏で出された
(本條は私の息子なの😉と仰って)
端唄のレコーディングのエピソードなど、
お立ちになったまま20分も😵
お話下さいました🍀
弟子たちは座っておりますのに…😅
帯留めはおそらく翡翠、それも希少な紫、
手には真珠の指輪をされ、
髪は艶やかに結われたお着物姿👘😵
もう、惚れ惚れとしてしまいます😍
お目に掛かれただけでも、
世界観が変わります😵💫
この度は、
しっとりした恋心を唄う「館山節」と、
同じ節で「女の未練」とを
続けて歌われるお客様の発表に、
合わせて胡弓を弾くのですが、
男性のお客様なので、
三味線は10本に調弦致します。
10本とは、1の糸をF#に合わせます。
この10本というのは、本当に低くて
三味線さんもビックリするくらいで😳
なかなか合わせ辛いのですが💧
榮芝お師匠さんは、
弟子たちのお調弦まで、
狂っていないかしっかり聞き分けられます🌹
音楽家は耳が命…
このご年齢までそれをしっかり
保つ方は少ないのです。
かつて人間国宝の女義太夫節さんの舞台、
調弦が狂いまくりの「事故」を
観たことがあります…😱
さて、今回はお客様の
10本に合わせた胡弓をそれなりに
弾いておりましたのですが、
前日になり、5本にして、
オクターブ上を弾けば良いと氣づき❣️
譜面を作り直して行き、
合奏を楽しませて頂きました💕✨😌
古典の胡弓とは違い、
哀愁ある雰囲気が出るよう、
柔らかく音を出します🥰
優美子はこの夜は
お座敷を頂いておりましたので、
終わりましたらすぐに失礼致しましたが、
榮芝お師匠さまは
私が胡弓さんを片付けるのを見守り、
最後の最後までお見送り下さいました💐
誠に恐縮でございました🙇♀️🙇♀️🙇♀️
目指すべき御方に、
お会い出来た1月最終日でございました🌹✨🥰🙏
箱根芸者 優美子 ゆき和 Geisha Yumiko Hakone Kimono Yukiwa
箱根 [ゆき和] 優美子 芸者 (地方・じかた) 三味線、胡弓、日本舞踊の日々
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